プレス情報
2012.06.22 中建日報
地位確立と強固な組織に 広島県コンクリートメンテナンス協会 通常総会
広島県コンクリートメンテナンス協会
(徳納武使会長)は18日、広島市中区のホテルJALシティ広島で第16回通常総会を開催、提出された議案の審議を行い、承認可決するとともに、さらなる地位の確立を図り、強固な組織づくりを行うことを確認した。
総会には会員13社が出席(全会員18社)、総会成立が報告された。まず徳納会長が挨拶に立ち、「当協会は15年前、数人の発起人が集まり、10年先の建築業界は補修しかないと決起して設立した。当時は、試行錯誤しながら失敗の連続で、その中から失敗しない工法がわかるようになった。そしていま、発注官庁・コンサルタントから信頼を得るようになり、多くの補修工事でHCMAの工法が採用されるようになった。現在、亜硝酸リチウムを柱とした三つのNETIS技術を中心に、特徴のある高い技術でPR活動を行っている。補修は簡単な技術ではない。専門業者としての技術・技能が要求され、私たち協会員が補修専門業者としての地位を得て、受注拡大できるよう頑張っていく」と述べた。
この後、徳納会長を議長に選出して議案審議に入り、平成23年度事業報告、決算書、24年度事業計画案、事業予算案の承認の件について、原案通り承認した。この中で、23年度事業では、広島県発注工事でHCMAの工法が標準的な補修工法になったこと、23年5月に開催されたフォーラムには発注者、コンサルをメインに230人の参加者があったこと、ホームページの1日のアクセス数が2500ヒットを超えるようになったことなどが報告された。また、新入会員として(株)大胡興業が紹介された。
24年度事業としては、独自工法の普及を発注官庁に図り、会員の受注機会の拡大につなげる、継続事業として土木コンサル、発注官庁をメインとした勉強会の開催、技術資料の配布・販売、HPの充実、技術講習会(フォーラム)、技術委員会の関催、PR活動のほか、初めての試みとして会員のためのCPDS単位取得のための講習会を開催する。