(一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)は5月17日と18日、昨年全国開催し、4000人超を動員した『コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2017』の山口フォーラムを山口市芳敷下東の山口県健康づくりセンターで開催する。
今年も13会場で予定する全国フォーラムの山口版で、広島(5月11、12日)、東京(7月19、20日)などと並び、2日間の日程を組んでいるメイン会場のうちの1つ。
「構造物の健康寿命を延ばすためのシナリオ」をメインテーマに産学官から各分野から多数の講師が登場し、コンクリート構造物の維持管理の鍵を握る点検、調査、診断、補修、補強技術についての最新技術を伝授する。
なお、定員は800名で、参加は無料。申込み等は同協会HPの専用フォームで受け付けている。
山口フォーラムの内容は次の通り(登壇順、敬称略)。
5月17日=「演題未定」中国地方整備局講師(未定)▽「予防保全で健康寿命を延ばす策」十河茂幸(近未来コンクリート研究会)▽「FRPを用いた補強技術」吉武勇(山口大学)▽「劣化機構に応じたコンクリート補修の基本的な考え方」江良和徳(極東興和)▽「亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術」同
5月18日=「ヨーロッパにおける鉄およびコンクリートに代わる次世代材料開発」宮本文穂(山口大学)▽コンクリート構造物の補修・補強設計のポイント」渡邊繁(アースデザインエンジニアリング)▽「鋼構造物の点検・診断技術の方法と留意点」和多田康男(宇部興産機械)▽「電気防食技術の解説と応用(仮)」竹中寛(日本エルガード協会)▽「支承リバイバルシステム」野村一貴(ダイクレ興産)▽「コンクリートの初期収縮ひび割れとその予測手法」中村秀明(山口大学)