2017年9月29日 端島(軍艦島)調査
山口県コンクリート診断士会と(一社)コンクリートメンテナンス協会が合同で端島の調査を行いました。
参加者は37名。
端島(軍艦島)は、長崎県長崎市(旧高島町)の島で、明治時代から昭和時代にかけては海底炭鉱によって栄え、東京以上の人口密度を有していましたが、1974年(昭和49年)の閉山にともなって島民が島を離れてからは無人島となりました。
2015年には国際記念物遺跡会議により、世界文化遺産に登録されました。
この島には日本初の鉄筋コンクリート造の高層アパートである30号棟(1916年に建造)など、多くの鉄筋コンクリート造の住宅が建設されています。
狭い島内に多くの住民を住まわせるため、建物を高層化していました。
天候が悪い時には護岸に打ち上げられた波が町全体に降りかかることもあったそうです。
建造から100年近く経ったコンクリートの劣化状況を調査するため今回上陸しました。
※掲載している写真は長崎市の許可を得て撮影しています。
8:30~ 集合・受付(長崎港 常盤2号桟橋) 出港
劣化状況
調査状況
実験状況
風景