中国地域ニュービジネス協議会は、優れた企業を表影する第26回目の大賞に福徳技研(広島市)を選んだ。鉄筋コンクリート構造物の劣化した部分に亜硝酸リチウム系の補修材を注入することで、鉄筋のさびの進行を遅らせる補修技術が評価された。補修するためにかぶせるコンクリートが再び劣化することを予防するため、補修の感覚を大幅にのばせるという。
優秀賞には、スペース・バイオ・ラボラトリーズ(広島市)の歩行補助装置、D&Tファーム(岡山市)の岡山育ちのバナナの輸出、YOODS(山口市)のロボットアームに装着する計測用の3次元カメラを選んだ。特別賞は、植田板金店(岡山市)、タハラ(廿日市市)、鳥取林養魚場(鳥取県琴浦町)、広島マツダ(広島市)、MICOTOテクノロジー(米子市)の5社を選んだ。