(社)中国地域ニュービジネス協議会(細川匡会長)は5月8日、第26回中国地域ニュービジネス大賞に福徳技研(中区、徳納剛社長)の「ASRや塩害により劣化したコンクリート構造物の補修技術」を選んだ。
同社は塩害などで劣化した鉄筋コンクリート構造物のコンクリートに、亜硝酸リチウム溶剤を使った補修材を注入し、劣化部を補修する「かぶりコンクリート」の再劣化を防ぐ工法を実用化した。
広島県からは他にスペースバイオ・ラボラトリーズ(南区、河原裕美社長)が「患者に歩く喜びと笑顔を届ける歩行補助装置」で優秀賞、タハラ(廿日市市、田原真一郎社長)が「個性的な会談の提案型営業による市場開拓」、広島マツダ(中区、松田哲也会長兼CEO)が「広島の象徴的商業施設『おりづるタワー』の企画・運営」で特別賞を受けた。表彰式は5月29日にANAクラウンプラザホテル広島で行う。