一般社団法人中国地域ニューピジネス協議会(広島市)は、独創的で成長性の高い地元企業を表彰する「中国地域ニュービジネス大賞」にエントリーする事業を募集している。
同賞は、中国地方5県に本社を置く中小企業を対象に、1992年から新しい事業の育成と振興を目的に行われている。大賞(1社)のほか優秀賞(3社)、特別賞(約5社)を選出している。
昨年は建築塗装などを手がける「福徳技研」(広島市)が、経年劣化が進む鉄筋コンクリートの内部に補修材を注入して劣化をくい止める技術を開発し、大賞に選ばれた。
応募は、自薦か取引先や経済団体などの推薦を受け、所定の応募申込書に団体名や新事業の説明などを記入。決算報告書の写しなどとともに同協議会事務局へ郵送する。締め切りは12月14日。
書類選考後、来年3月に2次審査があり、口頭で事業提案する。事務局の担当者は「今までにない技術や商品開発など新規事業が対象で、老舗の企業も挑戦してほしい」と呼びかけている。
問い合わせは同事務局(082・221・2929)へ。