(一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から全会場の開催を中止した「2020コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム」について、講演動画の配信を7月から開始する。
動画は講師別に撮影し、協会HPで公開する。土木学会との協議の結果、動画を視聴することでフォーラム参加で得られるはずだったCPD単位を取得できることも決まった。
同協会では今年4月、予定していた全国14会場のうち広島会場、東京会場など6月末までの6会場の開催を中止することとし、残る8会場の通常開催に向けた道を模索していたが、第2波の発生など現在の状況を踏まえると7月以降の開催も難しいと判断。このほど全会場の中止を明らかにしていた
徳納会長(福徳技研)は、「非常に残念だが、参加者の安全には代えられない。講演動画は各社の社内研修等としても活用してもらえれば」と話している。