福徳技研(広島市中区東千田町2―3―26、徳納剛社長)は15日、同社安全衛生協力会の設立に伴う第1回総会を開催し、協力会の会長に徳納氏、副会長には中元秀男氏(アップルコーポレーション)を選出。これを機に安全と品質をさらに高め、社会貢献と協力会の繁栄を目指す方針を申し合わせた。
第1回総会には、設立メンバーとなった14社と福徳技研の幹部など合わせて約20人が出席した。
開会あいさつで徳納会長は会社設立以来、土木工事業から塗装工事業、コンクリート補修工事業へと事業範囲・規模を拡大してきた約60年間の歩みを振り返り、「今後も安定成長を目指す中でも、優先するべきはやはり安全と品質。与えられた環境の中でベストを尽くし、社会とお客様に喜んでもらえる会社にしたい」と強調。「まだまだ暗中模索の状況ではあるが、安全と高品質を求めるわが社の文化を創造するため、皆様との横のつながりを大切にして頑張っていく」と呼びかけた。
また、安全品質を担当する渡邉信弘専務は、「皆様のおかげで完工高、現場数ともに増え、若い社員も増えてきたが、事故があれば品質も利益も吹き飛んでしまう。ぜひともルールを守って安全作業の徹底をお願いしたい」と述べた。
このほか、安全講話も開かれ、石森武志統括部長が「事業主責任と安全管理」をテーマに労働災害を防止するために守るべき基準や、国が実施する労働災害防止施策に協力することの重要性などを説いた。